足底腱膜炎(足底筋膜炎)の治療
空前のマラソンブームにより、ここ近年、足底腱膜炎(足底筋膜炎)で足の裏の痛みを訴える方は、たいへん多く見受けられます。足底腱膜炎(足底筋膜炎)は、整形外科へ行っても、消炎鎮痛の湿布を処方され、「安静に」だけで終わってしまうことが多く、ステロイド注射を行う医者もいますが、その効果は数か月で再び強い痛みが戻ってきてしまう事も見受けられます。
また、最近ではスポーツをまったくやっていなかったり、あまり歩く頻度が少ない人でも足裏の痛みを訴え、整形外科を受診すると足底腱膜炎(足底筋膜炎)と診断される方がいらっしゃいます。
20年以上前は小学生などの子どもに足底腱膜炎(足底筋膜炎)になる人はいませんでしたが、最近では小学生でも足の裏に痛みを訴える子どもが多くなってきました。
足底腱膜炎(足底筋膜炎)は老人から小学生までの幅広い年齢層に起こり、スポーツをしている人もしていない人も起こりうる疾患です。足底腱膜炎(足底筋膜炎)の発症機序、治療法などを説明したいと思います。
好発
- マラソンランナー
- ジャンプ動作を繰り返す競技(エアロビクスなど)
足底腱膜炎(足底筋膜炎)を発症しやすい危険因子
小学生から高齢者まで幅広い年齢に起こる足底腱膜炎(足底筋膜炎)ですが、その中でも下記のような条件に当てはまる方は、足底腱膜炎(足底筋膜炎)になる可能性が極めて高くなります。
①BMIが30以上の方
BMIとは?
人の肥満度(太っているかそうでないか)を表す体格指数
やはり体重が多いと足裏にかかる重さは増しますから足底腱膜炎(足底筋膜炎)になる可能性は非常に高くなります。ただし、体重が重ければなるかと言えばそうとは限りません。単純に考えればお相撲さんが全員足底腱膜炎(足底筋膜炎)であるわけではありません。
体重増加にプラスして足根骨のゆがみや体幹のゆがみなどで足底にかかる重心圧が増すと足底腱膜炎(足底筋膜炎)を引き起こしやすくなります。
BMI30以上の方は、見た目も肥満な方が多く、「よし!ダイエットするぞ!」と気合を入れてスポーツをおこなおうとしている矢先、体重による足の裏への負荷が大きいため、足底腱膜炎(足底筋膜炎)を起こしてしまう可能性が高いです。
BMIが30以上の方は、まずランニングやエアロビクスなどの足底腱膜に負担のかかる運動のみではなく、足底に負担の少ない自転車トレーニング、水泳なども取り入れて、体重が減ってきたらランニング・スタジオレッスンを行うなど工夫をしながらダイエットをすることをお勧め致します。
太っている時から、マラソンやエアロビクスを一日数本レッスンに出るなど、ハードなスポーツダイエットをして、足底腱膜炎(足底筋膜炎)になり、長期に運動をすることができなくなり、またリバウンドをしてしまう方(特に男性が多い)が多いので、上記のことを守って(足底に負担のかからない水泳などをとりいれたダイエット)、効率良いダイエットをお勧めいたします。
②足首の関節が固い方
足首の関節は、ランニングやジャンプの動作の時に、衝撃を吸収する作用があります。足底のアーチにも衝撃を吸収する作用があり、両方に柔軟性があれば、それぞれ足にかかる衝撃を分散することができますが、足首の関節が固くなってしまうと足首でランニング、ジャンプの動作の衝撃を吸収することができず、すべて足底に衝撃が伝わるため足底に過大な負荷がかかり、足底腱膜炎(足底筋膜炎)を引き起こします。
そこで、皆さんの足首の固さをチェックしたいと思います。
まずは上の写真のように足の裏はすべて地面につけてに立ってください。
続いて立った状態で片足づつ、上の写真のようにつま先だけを上げてみてください。
写真のように、つま先のみ上げることが可能な方は、
足首に柔軟性(衝撃を吸収する)がある方です。心配ありません。
地面からつま先が上がらない方,足首の柔軟性(衝撃を吸収できない)がないため、このままの状態で走り続けていると
足底腱膜炎なる可能性が高いです。
上記のテストでつま先が上がらなかった方は、ご自分で、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)とすねの筋肉(前脛骨筋)のストレッチを入念に行って足首の柔軟性を確保してください。
足首がかなり固くなってしまっている方の場合、ご自分でのセルフケアではなかなか改善が難しいことがあります。
上記で説明した筋肉の固さが長期的に続くと、足首の関節の隙間も狭まり、さらに柔軟性がなくなってしまいます。
足底腱膜炎(足底筋膜炎)の痛みを最近感じ始めた方、まだ痛みを感じていない方は、ふくらはぎとすねの筋肉のストレッチを入念に行ってください。
痛みを感じ始めてから初期の段階で、入念なストレッチをおこなうことにより、痛みの予防になることもありますが、足首のつまりが強い場合では、ストレッチのみでは足底腱膜炎の改善は難しいことがあります。(この段階で、整形外科、接骨院に行って治療をしても全く良くならない方がとても多い)
ランナーで足首の固い方の場合、鍼治療、スポーツマッサージで入念に筋肉、足首の靭帯(じんたい)を緩め、最後に足首の関節の隙間を広げる整体を行うと
足首の柔軟性(衝撃を吸収する力)が元に戻ります。
③長い立ち仕事の方
長時間にわたって立っていると足底で体重を支え続けなけらばならず、すごく負荷がかかってしまいます。
人間はもともと四足なため、解剖学的なの構造上、二本足で長時間立ち続ける能力は備わっていません。(もちろんかなり人類は進化したので、ある程度の立ち時間は可能になりましたが・・・)
そのため、長時間立ちっぱなしの状態をを続けていると、足底への負荷が増し、足底腱膜炎(足底筋膜炎)になりやすくなってしまいます。
仕事は立ち仕事、趣味はランニング・エアロビクスなどの足を使う競技という方に大変多くみられます。
④グランド状況、靴の変化
足場の悪いグランドや常にアスファルトの上での練習、床が固いスタジオでの運動などを行っていると、足底にかかる負荷が大きいので、足底腱膜炎(足底筋膜炎)の原因になります。
またランニングシューズもランニング用の靴ではない靴で走ったり、あまり有名でないスポーツメーカーの靴で走ると、
本来、ランニングシューズが持っている衝撃の吸収作用が弱く、
ランニング、ジャンプによる衝撃が足底に直に伝わり筋膜損傷を生じます。
「まだランニングを始めたばかりで、いつまで続くかわからないから、今持っている靴で走ろう。」
「安い靴を買って走ろう」
と考える初心者ランナーの方がいますが、初心者ランナーの場合、まだマラソンに耐えうる筋力が備わっていないため、良い靴を選ばなければ、間違いなく足底腱膜炎(足底筋膜炎)やランナー膝などの、なんらかの痛みにつながる可能性がかなり高くなってしまいます。
プロの長距離ランナーが履いている靴底の薄いランニングシューズも初心者ランナーにとっては、足へかかる負荷が大きいため、まずは少し靴底の厚い、衝撃を吸収してくれる靴を選ぶことをお薦め致します。
有名スポーツメーカーは、いかにランニング時に衝撃を少なくするか、軽量化するかなど研究に研究を重ねています。有名メーカーの靴は値段は高いですが、その分、研究費や高い技術を屈して作ったシューズですので、末長く運動を行いたい方にはしっかりとしたシューズ選びをお勧めいたします。
普段、ランニングやエアロビクスをおこなっていて、上記の四つつに当てはまる方、足底腱膜炎になる可能性が極めて高いです。
普段からご自分で出来るセルフケアをしっかりして下さい。
※土井治療院・土井亮介のブログにて足底腱膜炎の自分でできるストレッチ&マッサージを解説していますのでご覧になってみてください。
上記の内容にプラスアルファ重要なこと
上記に足底筋膜炎(足底腱膜炎)にかかりやすい危険因子を書きました。しかし、体重が多い人が全て足底腱膜炎(足底筋膜炎)になるわけではありません。足首が硬い人、立ち仕事の方、グランド状況や靴が悪くても足底腱膜炎(足底筋膜炎)になる人とならない人がいます。その違いは何なのでしょうか?足根骨のゆがみ
足首から下の「足」を形成する骨は足根骨(そっこんこつ)と言われる骨で両足46個の小さな骨の集まりでで足を形成しています。足根骨の骨一つ一つが正しい位置に配列されていると足の骨組みがしっかりとした状態になり、足首から上の体を支えることができます。しかし踵(かかと)の骨が外側にゆがむ回内足(かいないそく)や内側にゆがむ回外足などになると足の骨組みが不安定な状態となり足首から上の体を支えるのにはとても不安定な状態になってしまいます。この不安定さを安定させるために足裏の足底腱膜がピンと突っ張り安定させようとします。・足根骨がゆがんでいる状態で重い体重がかかれば足底腱膜には非常に負担がかかり足底腱膜炎(足底筋膜炎)を誘発します。
・足根骨がゆがんでいる状態で激しいスポーツをしていると足底腱膜には非常に負担がかかります。
・足根骨がゆがんでいる状態で足に悪い靴でスポーツをしていると足底腱膜に非常に負担がかかります。
・足根骨がゆがんでいる状態で立ち仕事をしていると足底腱膜に非常に負担がかかります。
このように足根骨がゆがんだ状態でさらに足底に負担のかかることをおこなうと足底腱膜炎(足底筋膜炎)になる可能性は非常に高まります。
上半身のゆがみ
上半身は体の中でも非常に重いです。この上半身が極端に右に傾いている人だと右側の足裏に余分に体重がかかることになり足底腱膜炎(足底筋膜炎)を罹患する要因になることもあります。また骨盤のの前傾(出っ尻姿勢)や後傾(猫背)、前側移動、後側移動が強い方は極端なつま先重心になり常に足底腱膜(足底筋膜)を張らした状態で歩く、走ることをすることで足底腱膜炎(足底筋膜炎)を引き起こす可能性もあります。
上半身のゆがみによって足裏にかかる体重が変わり、そのことが原因で足裏に痛みを訴えるケースもあるため、ただ足裏を診ているだけではなかなか治らないケースも見受けられます。
基礎知識
足底腱膜(足底筋膜)とは?
足の裏の筋肉のうち中央部は特に厚く、足底腱膜と呼ばれます。かかとの内側底面から起こり(筋肉の起始)、足の5本の指の基節骨にそれぞれにくっつきます。(筋肉の停止)
ランニングやジャンプの動作などを繰り返しおこなうことにより、足底腱膜のかかとへくっつく部分に繰り返し牽引力がかかることにより、腱膜炎(腱自体の炎症)や骨膜炎(固くなった足底腱膜が骨の骨膜を引っ張ってしまうため炎症が起こる)が乗じてかかとの前あたりに痛みを感じるようになります。
足アーチについて
足のアーチと足底腱膜炎は密接な関係があるので、ここで説明したいと思います。
足のアーチの形(ハイアーチ・扁平足)により、足底腱膜にかかる負担が増します。
″土踏まず″と呼ばれる部分は、アーチ状(扇状)になっています。
なぜ土踏まずはアーチ状になっているかというと、土踏まずがアーチ状になることで、ランニングやジャンプなどの動作で足にかかるの衝撃を和らげてくれます。
扁平足(へんぺいそく)とは、足のアーチが落ちてきてしまった状態を言い、足のアーチが落ちてくると、足底腱膜は引き伸ばされたような状態になり、かかとの骨に付着する部位に強い牽引力(ひっぱる力)がかかり、かかとの前方に痛みを感じます。
また、扁平足になると足のアーチがないため、ランニングやジャンプの時に衝撃が直接、足底腱膜にかかることになり、筋膜損傷(足底腱膜炎)を起こしてしまいます。
生まれながらに扁平足(へんぺいそく)の方もいれば、オーバーワークにより足のアーチが落ちてきてしまい、扁平足になる方もいらっしゃいます。
扁平足(へんぺいそく)とは逆に、アーチが高すぎる(ハイアーチ)方も足底腱膜炎になりやすいです。
人間の下半身は、股関節・膝関節・足首・足底アーチこの四つの関節で、運動時の衝撃を緩和しています。この四つの関節のうち、一つでも柔軟性がなくなると、他の関節へかかる負荷は増します。
ハイアーチの方は足首の柔軟性が乏しく、足首の衝撃緩和作用がなくなっているので、ランニング、ジャンプの衝撃が足底に直接かかり筋膜損傷(足底腱膜炎)になってしまいます。
また、走りすぎ、ジャンプ競技のやり過ぎでアーチが高くなったり(足根骨が詰まる)、低くなったりします(足根骨を支えている靭帯がゆるんでくる)。
このように様々な原因で足底腱膜炎は起きます。
アーチは、高すぎても(ハイアーチ)、低過ぎても(偏平足)足底腱膜炎になる可能性が極めて高くなります。
足底腱膜炎になり、足の裏に痛みを感じ始めた方が、ただ炎症をとるだけの治療をしていると、痛みが取れて、走ったらまた痛くなるを繰り返してしまいます。
当院では、足底腱膜炎になってしまった原因を根本からとりのぞき、再発が起こらないようなからだ作りを行っています。
当院での鍼灸マッサージ治療
2016年現在は以前と違う治療をおこなっております。よりバージョンアップした治療法を詳しく知りたい方はこちらをクリック
私は、長年スポーツクラブ内で施術をしてきたため、多くの足底腱膜炎(足底筋膜炎)でお悩みのランナーやエアロビクス競技選手などの施術を行ってきました。足底腱膜炎になった方は、まずは整形外科へ行き、治らなくて接骨院に通い、治らなくて当院の治療を受けるという道をたどる方がたいへん多く見受けられます。土井治療院では、足底腱膜の炎症を取るのみではなく、足底腱膜炎になった根本の原因から取り除くことにより高い治癒効果を発揮することができます。足底腱膜炎でお困りの方、ぜひ土井治療院の治療を受けにいらして、また楽しいスポーツライフを復活させましょう!
足底腱膜炎の治療は、①痛みを感じている足底腱膜の付着部の消炎・鎮痛②足のアーチの調整③足首の柔軟性の確保。この三つの治療をおこなうことにより、足底腱膜炎の痛みの緩和、そして今後足底腱膜炎になりづらい足になります。
①足底腱膜の炎症または骨膜の炎症の除去を行うため、足底腱膜の付着部に鍼灸治療
上記でも説明しましたが、足底腱膜が、かかとに付着する部分で腱炎、骨膜炎を起こします。腱炎を起こしたまま、無理をして走り続けると骨膜炎に移行し、骨膜炎まで波及すると治療の期間も長引いてしまうことがあります。このかかとの腱膜が付着する部分へピンポイントで鍼治療をしていき、腱または骨膜の消炎・鎮痛をおこないます。
②足のアーチの調整
足のアーチが高くても(ハイアーチ)、低くても(偏平足)足底腱膜炎になる可能性が高くなります。
そのため、足底腱膜炎になりにくい身体作りをおこなうため、アーチの調整をおこないます。偏平足の場合、アーチを形成している骨の靭帯に過剰な負荷がかかっているため、アーチを支える靭帯に鍼治療をおこなっていきます。
この時、鍼に電気を流すパルス療法をおこなうことで、治療効果が絶大に増します。靭帯にかかる負荷をやわらげることにより、足底腱膜へかかっていた牽引力もやわらぎ痛みの緩和へとつながります。
ハイアーチの場合、足根骨が詰まってしまうことがあり、足首の動きをロックしてしまうので、足根骨の整体をして、詰まりを緩和させます。
③足首の柔軟性の確保
足首の固いと、足底腱膜にかかる負荷が大きくなります。そのため、足首の柔軟性を確保するため、まずは足首の固さと関係の深い筋肉を緩めていきます。ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)すねの筋肉(前脛骨筋など)を鍼治療、スポーツマッサージで緩めていきます。足首の固さと関係の深い筋肉が硬い状態でスポーツを続けていたり、立ち仕事が長いと、足首の関節が詰まってきます。この「詰まり」を解消するため最後に足首の整体をおこないます。
マラソンランナーやエアロビクス競技者などは、足の裏が痛くても、競技が続けられる痛さならそのまま続けてしまいます。しかし、足底腱膜のみの炎症でしたら、一回の治療でかなり改善することも多いですが、骨膜炎まで波及していると、数回~十数回の治療が必要になります。痛みを感じてから早期に治療を始めることをお薦め致します。足の裏の痛みを感じている方、ぜひ土井治療院の治療を受けにいらしてください。
お客様の声
月に約200キロ走りながら足底腱膜炎が完治しました。
横浜市在住 50代男性 生江 忠夫 様 会社員
走り始めて2年のランナーです。半年ほど前から足底筋膜炎になり、毎日アイシングをしたり、カスタムインソールを作ったりしてみましたが、良くならず悩んでいました。
インターネットで整体を探していたところ、土井先生のHPを見つけ鍼治療を初めてでしたが、お願いすることにしました。
1回目の治療で7割位痛みが取れ、2回目で9割痛みが取れました。かかとの痛みは残りましたが、その後2回の治療で完治しました。
その間、一カ月に180キロ、220キロと走りながらです。
足底筋膜炎でお悩みの方に是非ともおすすめいたします。
11月のマラソン大会も楽しく完走できそうです。
ラン練習が出来なくなっていた足の裏の痛みが走れるようになりました。
足の裏の痛み(足底腱膜炎)で歩くことも困難でした。
こめかみまで響くようなかかとの痛みが二回の治療でスッキリ治りました。
横浜市都筑区在住 40代女性 M・M様 インテリア・コーディネーター
突然左踵(かかと)を地に着くと「ビーン」というこめかみまで響くような痛みが走りました。
思い当たる節は、数日前に趣味で始めた登山による疲れでした。
数日、痛みのない右脚で、左脚をかばうように歩いていたのですが、痛みがひく様子もなく、むしろ不自然な歩行姿勢によってもう一方の脚にも違和感が出始めました。
インターネット上で「踵の痛み」について検索していたところ、こちらを知り、さっそくお電話した次第です。
脚の引き摺りながら訪れた初回も、帰り道は何事もなかったようにスキップすら出来る足取りで帰宅出来た事にとても驚きました。
わずかに芯に残っていた違和感も翌週訪れた二回目でスッカリ治りました。
鍼治療は初めての経験でしたが、もっと長い時間かけての治療を覚悟していたので、大変嬉しく思っています。
ランニングで痛めた足底腱膜炎を治していただきました。
一年間治らなかった足底腱膜炎を治してもらいました。
長時間の立ち仕事で足の裏の痛み(足底筋膜炎)で来院した患者様
足の裏の痛みで、レースまで間に合わないと思っていましたが、走れる状態にまでしてくれました。
横須賀市在住 30代男性 N・M様 会社員
フルマラソンのレースまで2カ月となったある日、突然足の裏が痛くなって走れなくなりました。しばらくおとなしくしていればよくなるだろうと練習を控えていましたが、1ヵ月経っても痛みが消えません。
「これはまずい!」と思って、慌てて調べ、行きついた先が土井治療院でした。
先生には、「なんとか走れるようにしてください!」とお願いし、レースまでに3回の治療を受けました。
その度に症状は改善し、出場可能な状態にまで回復しました。しかし、レース前日、悩んだ末に私がとった選択は棄権でした。十分な練習ができなかったので、再び悪化する危険性もあると判断したからです。残念ではありましたが、先生にはとても感謝しています。また走りたいという私の願いを叶えてくれたからです。
怪我をするととても辛いですが、怪我をして学ぶこともたくさんあります。今回の件で一番の収穫は、先生と出会えたことでした。今は、走れることの喜びを噛みしめながら、次の目標に向けて走り始めました。
BMIの計算方法
BMIとは?
人の肥満度(太っているかそうでないか)を表す体格指数
下記の計算式に、ご自分の身長、体重を入れて計算してみてください。
計算結果が30を超す方は、肥満とみなされ、体重による足底への負荷が大きいため、足底腱膜炎になりやすいです。
BMI=体重(㎏)÷身長の二乗(メートル)※身長はcmではなくm
例えば身長160cm(1,6m)で体重が50㎏の場合
50÷1,6の二乗(1,6×1,6)=19,5となります。
WHO(世界保健機構)では、BMI22を標準体重として、
30以上を肥満としています。