小学生のかかとの痛みの原因は以外にも○○が原因!

小学生でスポーツをしている子などがかかとの痛みを訴えることがあります。サッカーや野球をしている場合はスパイクが合わないのではと思い靴を変えたりしてみてもなかなかかかとの痛みが改善しないことがあります。

小学生のお子さんをもつご両親としては「自分が子供の頃はかかとが痛いことなんてなかったのに・・・」と感じているのではないでしょうか?実は最近の小学生でかかとの痛みを訴える子の数は増え続けています。その理由とは何なのでしょうか?

かかとの痛みの原因は携帯ゲーム機

ニンテンドウDSやPSPなどの携帯ゲーム機を利用している小学生の数はかなり多いです。今の子どもたちは公園に遊びに行って携帯ゲーム機をしているのです。多い子では1日何時間も携帯ゲームをやっている子もいます。

携帯ゲームをしている子供たちは下向き姿勢になります。下向き姿勢を長く続けていると猫背になってきます。猫背になると骨盤は後傾し、立っているときも歩く時もかかと重心になってしまいます。
足の裏はかかと、母指球、小指球の3点で重心バランスをとるのですが、猫背になってしまうと極端にかかと体重になってしまいます。
常にかかと体重である状態でスポーツをするとかかとにかかる負担が増えるため、かかとに痛みを訴えるようになります。
携帯ゲーム機のことを言いましたが、受験を考えているお子さんは塾などで勉強をする際も下向き姿勢になります。
小学校で勉強していて下を向く
家に帰って携帯ゲーム機で遊ぶ際に下を向く
塾に行き勉強して下を向く
とほとんど一日下向き姿勢で過ごしていることもあります。このような生活をしてると猫背になってしまうのは想像がつくでしょう。
現代社会の子どもは猫背になりやすい生活習慣を送っています。それが原因でかかとの痛みの原因になることもあるのです。

一番の解決法はできるだけ下向き姿勢を減らすことです。携帯ゲームをやらないようにする。またはゲームをする時間を減らすという対策が良いでしょう。

しかし、いきなりやめるというのはなかなか難しいという子もいると思うのであまりお行儀はよくないですが、ゲームをやるのは1日30分にしてうつぶせの状態で肘を立ててゲームを行うようにしましょう。この形はマッケンジー体操といい、腰椎の猫背を改善する体操にもなります。

ゲームは子供が好きだからという理由で携帯ゲームをやらせ続けることで体に痛みがでて子供を苦しめていることが多々あります。愛情は子供が好きなことをやらせてあげることではありません。無知な子供を救えるのは親しかいませんので愛情に溢れた親御さんはぜひ現在のお子様の生活習慣を見直すことを考えてみてください。

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