足底筋膜炎とスマホの長時間利用が関係する!?

歩くたびに足の裏に突き刺さるような激痛。朝の一歩目が足の裏が痛いなどの症状を引き起こす足底筋膜炎(そくていきんまくえん)。ひどい方だと歩くのがままならなくなり外出も遠慮しがちになることもあります。整形外科に通っても改善に時間がかかることもあり、足の裏の痛みで苦痛な日々を送っている方は以外にも多く見受けられます。

足底筋膜炎は様々な原因により起こりますが実はスマホの長時間利用とも関係してきます。

スマホと足裏の痛み・・・一見全く関係なさそうですが、どのような関係があるのでしょうか?

人間は頭の位置が非常に重要

人間は立っている状態だと2本の足で立ち、重い頭を一番てっぺんに乗せる形になります。
頭の位置がまっすぐでちょうど両足の土踏まずの間に頭がすっぽりハマるような位置に頭があると頭から下の身体に負担をかけることはありません。

人間は頭の位置が両土踏まずの間にハマる位置にありその他の関節にもゆがみのない状態で立つのが通常であり、このような立ち方をしていると筋肉や関節にかかる負担は最小限ですみます。
しかし、現代人は通勤時にスマホを利用する人が多く、ほとんどの方が下向き姿勢をすることになります。電車のホームで周りの方を見回してみてください。皆さん下向き姿勢をしています。
上記でも説明したように重い頭でもまっすぐの状態だと重さを分散できるので体にかかる負担はありません。足底にもバランスよく重心がかかるため負担はかかりません。
しかし、下向き姿勢でいると重い頭が前側に移動します。その重さを補正すべく首肩の筋肉などが緊張します。
安定していた足底にかかる重心もバランスが悪くなるます。バランスの悪い状態を体は嫌うので余分に足底筋膜を緊張させ重心を安定させようとします。足底筋膜を緊張させた状態で立つ、歩くを繰り返しているとやがて足底筋膜炎を引き起こすことになります。

足の裏が痛くなり、原因やセルフケアを調べるために再びスマホを眺めて・・・とさらに頭の位置を悪くして足底に負担をかけてしまっている方もいらっしゃいます。

一見、スマホと足底筋膜炎は関係なさそうですが、体の重心バランスを考えると非常に関連が深いです。

長時間スマホを使用していて足の裏が痛む方はスマホを長時間見るのを中止し、頭をまっすぐの状態に保ちながら立つ・歩くを意識するだけで痛みが随分変わる可能性もあるのでぜひおこなってみてください。

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