足のタコは○○の痛みの原因に!?
「日頃からランニングを習慣としておこなっている」
「テニスクラブに入っている。」
「高校の運動部に所属している」
など、日頃からスポーツを楽しんでいる方の足の裏をみてみると「タコ」ができている人を見かけます。タコがある多くの方は「いつも決まって同じところにできる」と言います。しかし、同じ競技をしていても全くタコができない選手もいます。はたしてタコはなぜできるのでしょうか?
足の運びが良ければタコはできない。
実はちゃんとした足の運び方、使い方ができていれば足の裏にタコができることはありません。日頃から少しずつ負担の掛かる歩き方をしていると足裏にタコが出来ます。 タコの出来る位置によって併発する症状が有ると言われています。 主にタコの出来やすいヶ所を挙げます。・
①足裏の親指近くにタコがある。
足の親指は体を支える為に、重要な働きをしています。その親指に支える力が低下すると、 足や腰の筋肉にかかる負担が大きくなります。この負担が長期化すると、慢性腰痛やギックリ腰、ヘルニアや脊柱管狭窄症分離症やすべり症の発症に繋がる事があります。現在腰痛などがない方でも足裏にタコがある方は親指がしっかりつかえていない証拠なので、今後腰を中心とした疾患になる可能性が高いので足の使い方を見直す必要があります。
②足の中趾(第3趾)のつけねにタコができる。
第3足指の付け根は船底の様な逆アーチ状になっています。 この部分のアーチが崩れると他の部分で安定を保とうとして無意識にバランスを崩しやすくなります。そして足裏から離れた首にも負担が掛かりやすくなります。 この事から頭蓋骨と頭蓋骨に接している首の骨に負担が掛かり、 歪みが生じて異常が起こりやすくなります。症状としては、頭痛、目まい、肩凝り、自律神経失調症等に繋がる事があります。私の患者さんでは顎関節(アゴ)に異常をきたしている方もいらっしゃいました。
③足裏の小趾側にタコがある。
外側に体重が過度に掛かり続けると、骨盤は後方に傾き、様々な症状が懸念されます。骨盤が後方に傾くことで背中がゆがみが生じます。すると腹部や背部に負担がかかり、胃腸の働きが低下し、便秘や下痢に繋がる事があります。
足にタコができてもそれ自体が痛みを起こすことはないため見落としがちですが、足部の状態を常に良好に保つ事は万病を防ぐ要素の1つと考えられます。逆に言うと、薬やシップなどで痛みを和らげても根本原因である「足の使い方」をしっかりと見直さない限り根本治療にはなりません。歩き方の見直しが健康管理に関係していると考えると一歩一歩の歩みを大切にしたいものです。