変形性股関節症に良い食べ物とは?

カルシウムを多く含む食品や乳製品は変形性股関節症に対してはあまり効果が期待できない
変形性股関節症という名前から「骨が変形するのだからカルシウムをたくさん摂った方がよいのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、変形性股関節症はカルシウム不足でおこるわけではありません。そのためカルシウムをいくら摂取しても変形した骨が再生するわけではないです。また、体に良いと言われている乳製品も日本人の身体に合わないことを指摘する研究家もいます。日本人は欧米人に比べて乳糖を分解するラクターゼという消化酵素が少ないため腸に分解されない乳製品が残り、返って腸内環境を悪くすることを指摘する研究家もいます。腸内環境をよくすることは体の色々な痛みにも関連します。発酵食品は腸にとってよいのですが日本人の体質にはみそが一番適しているのでお味噌汁を毎日飲んで腸内環境を整えるようにしたほうが良いでしょう。変形性股関節症に良い食べ物はないが変形性股関節症を悪化させないためにやめるべき食べ物はたくさんある
多くの方は「変形性股関節症を予防、悪化を防ぐ、改善する食べ物はないか?」と考えますが、残念ながらそのような食べ物はありません。しかし変形性股関節症の進行を促進してしまう食べ物はたくさんあります。股関節の軟骨は血管から栄養を受け取ります。股関節の軟骨近くに達する血管は毛細血管(もうさいけっかん)と呼ばれ非常に細い血管になります。そのため血液がドロドロであると毛細血管の末端まで栄養ある血液が行き届きづらくなります。この状態だと軟骨に栄養がいきわたらなくなり軟骨の水分量は減り、軟骨の老化が進んできてしまいます。栄養がいきわたらない軟骨同士がぶつかるとどんどんすり減ってしまい変形性股関節症を悪化させてしまいます。そのためできる限り血液をサラサラの状態にし毛細血管末端まで血液がいくような食生活を送ることがとても重要です。そのためには
砂糖系のお菓子はやめる
砂糖系のお菓子を食べると血糖値があがるのは多くの方がご存知のことと思われます。血糖値が高い血液というのは砂糖水を想像してもらえばわかるようにベタベタした液体になります。ベタベタ状態の血液だと細い毛細血管の末端まで栄養を運ぶことはできなくなってしまいます。現代人は甘いお菓子を摂る習慣がとても多く見受けられます。砂糖系のお菓子は減らすのではなくできればやめたほうが良いでしょう。
油ものはひかえる
揚げ物などをたくさん摂取すると血液はドロドロになってしまいます。砂糖の時と同様毛細血管末端まで栄養が行き届かなくなってしまいます。
スナック菓子などのお菓子もひかえる
これの上記と同様血液をドロドロにしてしまいます。
多くの疾患が日常生活で何かしら体に負担をかけて起こることが多いです。変形性股関節症の場合は日ごろの姿勢の悪さや、過去に股関節を酷使していたことなども関係がありますが、食生活が悪く毛細血管末端まで栄養ある血液が行かずに関節を栄養できないことも一つの要因といえます。何か良いものをやろうとするのではなく、まずご自分の生活習慣で負担になっているものをやめるよう心がけましょう。