プロが認めたゴルフによる
腰痛の根本治療
怪我をすることが多いゴルフでも五年間、全く痛みなくレッスンが出来ています。
PGAティーチングプロ 坂本 龍楠プロ
ティーチングプロの坂本です。
土井先生には、自分の生徒様のご紹介のご縁でつき一回、身体のメンテナンスのため診て頂いております。
私も仕事柄、身体の仕組みや動き、動作についてある程度の知識は持っていると思っていましたが、土井先生の体への知識は私のそれとは比にならないものでした。
例えるならコンピューター。
でも人間ですから、コンピューターを超える土井先生の身体を診る力!素晴らしいです。
ゴルフは、上半身、主に首、手首、背筋、腰などに故障が出やすいものですが、土井先生に身体を月に一回ニュートラルな状態にしていただいているおかげで、
この五年間まったく痛み知らずで、自分のゴルフにも、レッスンにも集中することが出来ています。
高校時代に野球をされていたということで、動作に対しての視点も鋭く、私なんかが逆に勉強になってしまうほどです。
私のくだらない話などにも聞いていただき、心身共に土井先生に頼りっぱなしです。
これからもよろしくお願い致します。
プロゴルファーでも知らない、ゴルフによる腰痛の3つのタイプとは!?
ゴルフを趣味として楽しんでいる方からプロを目指して頑張っている研修生、そしてプロゴルファーやティーチングプロ、日常生活でゴルフをしているほとんどの方が、「腰痛」を経験したことがあるのではないでしょうか?
「ゴルフは片側に回転するスポーツだから、片方の筋肉を酷使するから腰痛になるのは仕方がない」
このような話は、ゴルフを楽しんでいる方ならだれでも聞いたことがあると思います。
確かに、右利きの方の場合、右にねじって(バックスイング)左へ回転するという動作を繰り返すので、使う筋肉も偏ってしまいます。
同じ筋肉にばかり負荷をかけてしまって、その筋肉が痛んでしまう「筋・筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)」という腰痛がゴルフの腰痛の占める割合のほとんどでした。
以前までは男性の仕事の接待のためのゴルフなどが多く、男性が楽しむためのスポーツでしたが、現代社会では、たくさんの女性もゴルフを楽しむようになったり、現代社会の生活習慣の変化によりゴルフで起こる腰痛は、「筋・筋膜性腰痛」のみではなくなってきました。
以前までのゴルフで起こる腰痛は、筋肉の疲労、アンバランスよる腰痛(筋・筋膜性腰痛)が多数を占めていたため、
「ただほぐせば治る」腰痛でした。
しかし、現在のゴルフの腰痛は「筋・筋膜性腰痛」「椎間関節性腰痛.・ついかんかんせつせいようつう」「仙腸関節性腰痛・せんちょうかんせつせいようつう」の三つの割合がほぼ同等あると言ってよいでしょう。
私は、長年、目黒区碑文谷にあるスポーツクラブアトリオドゥーエ碑文谷の中にある施術室で施術をおこなってきました(約9年間)。この施設の隣に「スイング碑文谷」というゴルフの練習場があり、その関係もあってたくさんのゴルフによる腰痛患者様を治療してきました。治療をする中で、上記に上げた三つの腰痛がゴルフをする方にはとても多く、今まで「ただ、もむだけ」で治っていた腰痛とは様子が変ってきたことを肌で感じました。
ただ、まだまだ鍼灸師や整体師側がゴルフによる腰痛が筋肉以外の関節などが原因で起こると認識している治療家が少なく「ただ揉むだけ」の治療を繰り返して「ゴルフの腰痛」=「なかなか治らない腰痛」と定義付けしてしまっている治療家が多いのも事実です。
ゴルフの腰痛は痛めている部位を的確に捉え、適切な治療方法を選び、治療をおこなっていけば、より長く、楽しいゴルフライフが楽しめます。
女性がゴルフを楽しむようになってから増えた腰痛(仙腸関節性腰痛)
ここ最近のアマチュアゴルフ事情は、女性でゴルフを楽しむ方が大変増えたと思います。特に中年以降の子育てが一段落し、「大変だった子育ても終わったから、これからは自分のための人生を楽しもう」とゴルフを始める方がたくさんいらっしゃいます。
熱心な方は、スクールに入り、打ちっぱなしの練習にも週に数回行かれる方もいらっっしゃいます。
そんな方が、ゴルフを始めて数カ月から数年でぶつかる壁・・・
「腰が痛くてゴルフができない。」
初めのうちは、
「スイングを初めた数回、腰が痛いが体が温まってくると振れるようになる。」
「レッスン中は痛まないが、レッスンの次の日、腰が痛む」
などの症状を訴えます。ですからこの状態ですと「まだ無理をすればゴルフがおこなえる」状態なのです。
おそらくこの状態でゴルフを中止する方は、少ないと思います。
「主人もゴルフをしていて「腰が痛い」と言っていることが多いから、ゴルフをしている以上、腰痛は仕方がない」
このようなお考えでゴルフを続けていることと思われます。しかし、そのままゴルフを続けていると、
- ゴルフが出来ないほどの腰痛
- ゴルフをしなくても痛む腰痛
- ぎっくり腰
と、どんどん腰の痛みが増していきます。
「なぜこのような腰痛が起きるのか?」
女性のゴルファーで最近多い腰痛は仙腸関節(せんちょうかんせつ)という関節が原因で起こります。
この関節は、出産時に赤ちゃんが骨盤を通れるよう開く関節です。ですから、出産経験のある方は、男性に比べ、ややグラつきがあります。(普通ですとほとんど動きのない関節と言われています。)
ゴルフのスイングは、やや前傾姿勢でおこないます。この姿勢が一番仙腸関節(せんちょうかんせつ)にグラつきが起こる姿勢です。
「出産経験のある女性の仙腸関節は他の方に比べグラつきがある」プラス前傾姿勢によりさらにグラつきを誘発・・・この状態で右から左方向へのスイングを続けると仙腸関節で捻挫(ねんざ)を起こし腰痛を引き起こします。
「腰の下のほうが痛む」このような症状を訴える方は、仙腸関節性の腰痛であることが疑われます。
この関節は、骨の出っ張りに覆われている為、体の表面から触れることはできず、マッサージでただ揉むだけでは良くなりません。
当院での治療をおこなう場合、仙腸関節(せんちょうかんせつ)に鍼(はり)をうまく刺せるような体勢をとってもらい、鍼治療をすることで、仙腸関節の消炎・鎮痛をはかり、腰痛を改善していきます。
仙腸関節のズレがひどい方に対しては、整体をおこなっていきます。
しっかりとピンポイントで治療をすれば比較的早期にゴルフをおこなうことが可能な腰痛です。
PC作業、運転など「座り姿勢」が増えたことによる腰痛(椎間関節性腰痛と椎間板性腰痛)
現代社会では、パソコンを使うお仕事はとても多いと思います。人によっては朝から晩までパソコンの前で仕事をしているという方も多いと思います。
また、移動手段が「歩く」から「車」に変ったことにより、移動はほとんど車と言う方も多いと思います。
現代社会では、「座る」という姿勢をとても多くとるようになりました。
- お仕事でのパソコン
- 車での移動
- 食事も椅子に座っての食事
- テレビを見る時
- 新聞を読む時
- 電車、バスでの移動中
- 机の上でおこなう趣味などなど
実は、あらゆるところで「座る」という姿勢をとるようになっています。やはり、お仕事でパソコンを使う方は圧倒的に「座る」時間が多くなっています。
「座る」姿勢は腰に悪いのか?
長時間座る姿勢を続けていると、おおよその方が背中が丸くなって「猫背」になってしまう事と思われます。
猫背のまま座る姿勢を続けていると、猫背が定着し、立っていても、歩いていても猫背になってしまいます。
人間の背骨は、本来S時状に湾曲(わんきょく)しています。
上記の図は、背骨(脊椎)の図です。背骨(脊椎)は、椎骨(ついこつ)という小さな骨が重なって一本の棒のような形状をしています。
上記の図のように椎骨(ついこつ)は上と下でそれぞてくっつきますが、前のほうは、椎間板(ついかんばん)という軟骨を介してくっつきます。
後ろのほうは、椎間関節(ついかんかんせつ)と言い、骨同士が関節を作ります。
人間の背骨がS字に保たれている場合は、体重が椎間板に7割、椎間関節に3割乗り、負担なく生活できます。
しかし、猫背になると、上記の二つの関節に異常が起こります。
①猫背になることで、背骨の前側に圧力がかかるようになり、椎間板の内圧を上げることになります。この状態が続き、椎間板に亀裂が入ると軟骨が飛び出て椎間板ヘルニアとなります。
②猫背になると、背骨の前側に圧力がかかり、後ろ側は、伸ばされるような状態になります。椎間関節(ついかんかんせつ)は、普段、強靭なゴムバンドのような靭帯(じんたい)という組織が、関節がはずれないように保護しています。しかし、猫背により、後ろ側が伸びるような状態になると、椎間関節を支えている靭帯も伸ばされた状態になります。
この、靭帯が伸ばされた状態で、「重いものを持ち上げる」「ゴルフのスイングをする」などをするとさらに靭帯(じんたい)は引き伸ばされ、捻挫(ねんざ)を起こします。椎間関節には体重の3割が乗るため、ここで捻挫を起こすと腰の激痛が起こります。(これが、椎間関節性のぎっくり腰です。)
また、一度椎間関節(ついかんかんせつ)が捻挫を起こし、しっかりと治療をおこなわないでいると、椎間関節付近の組織は固まった状態になり、マッサージなどで、揉んでも治らない腰痛になってしまいます。
この、椎間関節性腰痛が原因で、今まで快適にゴルフが出来ていたのに、「腰痛でゴルフを休んでいる。」
「腰痛が治らないからもうゴルフは辞めようか?」という方が大変多くいらっしゃいます。
この腰痛は、マッサージなどでただ揉むだけでは治らないため、しっかりとした治療をする前に、ゴルフを続ける事を諦めてしまう方もいらっしゃいます。
ゴルフの腰痛でなかなか改善しない腰痛の典型的なタイプですが、しっかりと治療をすれば、必ずゴルフに復帰が出来ます。私は、椎間関節性腰痛を起こし、ゴルフをお休みしている患者様を多数治療してきましたが、皆さん、元気に今でも楽しいゴルフライフを続けています。
片側の筋肉を使い過ぎによりアンバランスが起きてなる腰痛(筋・筋膜性腰痛)
この腰痛、昔から多い腰痛で、「ゴルフ腰痛」と名前をつけても良いぐらいの腰痛です。
ゴルフは右利きの方でしたら、まずは左側に体を捻り(バックスイング)、左側へ大きく捻ります。体重も右足から左足へと重心が移動します。
右から左へ捻る→この動作を何度も繰り返します。そのため、体を右から左へ捻る筋肉ばかりを使用することになります。
主に使用する筋肉の代表は、左の脊柱起立筋(左の背中から腰にかけての筋肉)と左お尻周りの筋肉。
何度も何度もゴルフスイングの練習をする方は、極端に左の背中、お尻周りの筋肉が硬くなり、左右のバランスがアンバランスになり、腰痛を起こす原因となります。
ゴルフのコーチから「反対のスイングをするように」とアドバイスを受けたことがあると思いますが、その理由が左右のアンバランスを本来のスイングと逆のスイングをすることで、整えるためです。
また、本来体が硬い方が、冬冬の時期などさらに筋肉が硬くなる環境で、準備運動もしっかりせずにゴルフスイングをすると、硬い筋肉は急激に引き伸ばされ、筋肉が切れて腰や背中に激痛が走ることがあります。(ぎっくり腰)
体が硬い方は、筋肉を伸ばすことを嫌いますが、怪我予防のため、必ずスイング前には準備運動をするようにこころがけてください。
ゴルフで起こる腰痛の治療で大切なのは、どの部分を痛めているのかを的確に捉えることです。
筋肉なのか?仙腸関節なのか?椎間関節なのか?この3つが合わさっているのか?などしっかりと痛めている部位にアプローチできれば、また楽しいゴルフが続けられるようになります。
しかし、ただ揉むだけ、鍼(はり)を刺すだけでは、治ることはありません。上記の3つのゴルフで起こる腰痛に対する治療は、それぞれの腰痛に合わせた治療法をおこなうことによって、整形外科や接骨院に通っても治らなかったゴルフの腰痛を改善することができます。
現在、整形外科のリハビリ、接骨院で電気を流すだけの治療など同じ治療を繰り返してもなかなか腰痛が改善しない方、ぜひ土井治療院の治療を受けにいらしてください。
お客様の声
ぎっくり腰で、諦めたゴルフ旅行へ行けました。
川崎市宮前区在住 60代女性 渡辺 志津子様 主婦
私の腰痛歴は20年近く、色々な整形外科、接骨院、整体etcに行きました。
今は土井治療院に通って9年半になります。
その間、本当にお世話になりっぱなしです。
ぎっくり腰で全く動けず、深夜に家に来ていただいて10日後にゴルフ旅行に行けた時は大感謝でした。
昨年は、娘が以前痛めた足首が悪化して、整形外科の先生に「もう治らない」と言われた時、土井先生に診ていただき、一回の治療と先生の助言と指導で(もちろん娘の努力もありますが)すっかり回復しました。
腕前はもちろんですが、優しくて暖かい人柄も癒されています。
私の駆け込み寺です。どうぞこれからもよろしくお願い致します。